人間関係ってほんと難しいです。
特に困っちゃうのが
職場においての人間関係じゃないでしょうか?
毎日顔を合わせるから気も使うし、
苦手な相手がいるとほんと心にガラス片がザックザクよね(゜-゜)
かくいう私も新人さんと関係に悩んでおりましてね~汗
「もう~!人間関係疲れた!!」
とならないために【アサーション】を行ってみたいと思います。
アサーションというのは
自分と相手を大切にする表現力を身につけることができます。
相手を攻撃しないけど、きっちり自分の意見を言う。
攻撃する側にも耐える側にもならず、
中立の立場で意見をはっきりと主張する。
そういったコミュニケーション術なのです!
以前アサーションについて細かく書いた記事があるので
興味があったら覗いてみてください。
アサーションを学ぼう!相手の意見を尊重し、自分の意見を言う技術
アサーションを活用して新人さんと接してみた!
さて本題
アサーションで「新人さんとのコミュニケーションが上手くいかない現状を改善できるのか」試していきます。
でわ現在の状況を書いていきますね!
私は新人さんの教育担当をしています。
その新人さんは、とても覚えも良く、頭の回転も速く、自分の思っていることを臆せずはっきりとズバッと発言できるタイプの人でした。
ですが、ひとつ気になっている点ありまして・・・
それが「否定から話をはじめること」です
私の話に対して9割方「それはちがいます」「いや」と必ず否定をから入ってくるのです。
自分の意見をはっきり言うことは良いことなんだけど、なるべく相手を傷つけない柔らかい言い方をして欲しいな~というのが私の感想でした。
仕事の話で否定的なのはまだ良かったんだけど、世間話でも否定が多くてだんだんイライラ、メラメラ。
新人君とコーヒーの雑談してたときにもイライラ
私 「コーヒー飲むと何故かお腹がゆるくなる体質なんだよね」←カフェオレ飲んでます
新人君「いやそれは違います。コーヒーに入ってるミルクが原因ですよ」
私 「・・・そうだね」
実はブラックコーヒーでもお腹痛くなるんですけど、
会話がめんどくさくなって「そだね~」で会話終了させてしまいました。
言えない自分にもイライラ。
好戦的な新人君にもメラメラ。
接客業において「否定的な会話」と「相手の会話を遮る」のは論外。
仕事にも悪影響であるため、新人さんに分かってもらう必要がありました。
でわどうやってこの状況を改善していくか?
アサーションを実践してみた
アサーションを活用し、こちらの主張もはっきりと伝え、それでいて相手を尊重し、お互いを傷つけない方法を模索しました。
そこで私はこう伝えました。
それでね、ひとつお願いしたいこともあるの。
私は否定的な言葉で会話から入られるの苦手なの。
だからなるべく否定的な会話から入ることを控えてもらえないかな(>_<) 新人さんは、自分の意見を素直に表現することはとても素晴らしいことで私もとっても勉強になるよ。
あとはもう少し相手の意見を飲み込んでから、自分の意見を言う方向に会話を持っていくと、誰も傷つけずに自分の意見を通すことができるようになります。
と、こんな風に伝えてみました!
相手の人格を尊重するように配慮し、尚且つ正直な気持ちを素直に伝えました。
新人さんはとても自信家でそれはとても良いことなのですが、そのトガっている部分が私に刺さっていて、私としては辛いです…..というニュアンスで伝えました。
結果と反省
その後新人さんとの関係がどうなったかと言うと、しっかり聞き入れてくれました!
もちろんまだまだ否定的な会話は続いているんだけど、こちらも自分の気持ちを言えたことで心がだいぶ軽くなりました。
そしてこのアサーションを試してみて気付いたことがあります。
それは言いたいことは溜め込まずに言うことが大事だと本気で思いました。
新人君は、否定的な言葉で相手が傷ついているなんてみじんも思ってなくて、それは育った環境が違うから仕方のないことなんだよね。
だから
「言わずとも理解してくれるだろう」
「会話をすぐ終わらせて態度で示せば伝わるだろう」
なんてことは無いんだと実感しました。
溜め込めばため込むほど自分の中の「言い返したい!」
という感情が湧いてきてました。
もっと懲らしめるように言ってやろうか
なんて一瞬頭をよぎった程です。
だから自分の中で事が大きくなる前に
早めに言うことが大事だと心から実感しました。
今回は成功とは言えないかもしれないけど
色々と反省点が見えて本当に良かったです。
これを読んでいる上司の方も部下の方も、
相手を尊重し自分の意見を柔らかく伝える
ということをぜひ取り組んでみてください。
新しい気付きと発見がきっと見つかり、
願わくば人間関係が改善することを祈っています(^_^)
まとめ
- 生まれ育った環境の違いで、価値観は同じではないということを受け入れる
- 価値観の押し付けはお互い良い結果にならない
- 尖っている所は丸く、凹んでいる所は平らにするのがアサーションの理想
- アサーションを活用し、相手の人格を否定せずに、自分が傷ついているという正直な気持ちを伝える
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